飲食店オーナー向け·現場実践ガイド

【プロ向け】備長炭の火起こし完全ガイド
爆跳を防ぎ、営業開始に間に合わせる手順

「備長炭に変えたいが、火起こしに時間がかかりそう」「海外産の炭を使っていて、爆跳(ばくちょう)が怖くて営業中に火を入れにくい」。多くの飲食店オーナー様から頂く切実な悩みです。

しかし、備長炭の火起こしは、コツさえ掴めば決して難しくありません。重要なのは「火力」よりも「温度管理」です。本記事では、現場のオペレーションを止めない、プロのための火起こし手順を解説します。

1. なぜ「オガ炭」と組み合わせるのか?

オガ炭と備長炭を組み合わせた火起こしの様子

備長炭だけで着火しようとしていませんか?多くの焼き鳥店や鰻屋では、着火時だけオガ炭を使用し、その火力を備長炭に伝播させる運用が最も合理的かつ経済的です。

この「ハイブリッド運用」こそが、コストを下げつつ営業時間を守るプロの正解です。

2. 失敗しない火起こしの5ステップ

ステップ1:炭の乾燥(最も重要)

炭の乾燥保管

水分を含んだ炭を急に加熱すると、内部の水分が膨張して爆跳します。可能であれば、焼き台の周りなど少し温かい場所に保管し、常に乾燥させておくことが最大の防御です。

ステップ2:オガ炭で「ベースの火」を作る

オガ炭の着火状態

オガ炭が白く熾(おこ)るまで焦らず待ちます。ここで火力が弱いと、後の備長炭へ熱がうまく伝わりません。

ステップ3:備長炭を「間接的」に配置する

備長炭の間接配置

最初から強火の真ん中に置かないこと。最初は熱が伝わる距離に置き、少しずつ温度を上げる「予熱」のイメージです。

ステップ4:急がず、じっくりと

備長炭への火の伝わり

表面が少しずつ白くなり始めたら、熱が内部に浸透している証拠です。

ステップ5:焼き台へ移動

完成した備長炭の火

備長炭全体に赤みが帯びてきたら焼き台へ移動します。この段階で、すでに安定した火力が得られているはずです。

3. 現場で役立つQ&A

どうしても爆跳が起きてしまいます。なぜですか?

最大の原因は「含水率」と「温度変化」です。使用前に「ゆっくり加熱する」こと、そして日頃からの「乾燥保管」を徹底してください。

国産と海外産で火起こしは違いますか?

国産は密度が高く爆跳リスクが少ないため安定しています。海外産はロット差があるため、予熱時間を長めに取るのが安全です。

まずは「安定して焼ける炭」から始めませんか?

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WoodTechの「上土佐備長炭 馬目 丸」は、密度が高く爆跳が少ないため、これから備長炭での調理を本格化させたい店舗様に最適です。

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