うなぎ屋の炭火焼き厨房

WoodTech · うなぎ屋向け炭選びガイド

うなぎの味は、炭で決まる
火力・遠赤外線・燃焼時間で選ぶプロの備長炭

「どの炭を選べばいいかわからない」「今の炭でいいのか自信がない」——うなぎ屋オーナー様からよくお聞きする悩みです。

うなぎ屋の炭選びは、焼き鳥屋や焼肉屋とは違います。半日~1日にわたって安定した火力を保ちながら、火力を自在に調整でき、かつ鰻の香りを引き立たせる必要があります。

この3つの要素——「火力」「遠赤外線効果」「燃焼時間」——を理解すれば、自分のお店に最適な炭が見えてきます。

うなぎの仕上がりは、炭の質で8割が決まります。

炭の特性

うなぎ屋に選ばれている2つの炭タイプ

うなぎ屋で使われるのは、基本的に「備長炭」と「オガ炭」の2種類です。両者の違いを正確に理解することが、最適な選択につながります。

最高品質 · 迷ったらこれ
備長炭(白炭)

ウバメガシなどの硬い木を1000℃以上の高温で焼き上げた最高級炭。火力・遠赤外線・燃焼時間すべてで最高レベル。爆跳がほぼなく、うなぎに炭が刺さるリスクが低い。

業務用に最適
コスパ重視 · 代用可能
オガ炭(成形炭)

おがくずを再利用した環保炭。製造方法は備長炭と同じで、性能は備長炭に近い。燃焼時間が短いのが欠点だが、火力・遠赤外線は備長炭に劣らない。

経営効率化向け
備長炭とオガ炭の比較

詳細比較

備長炭 vs オガ炭
5軸で正直に比べる

比較軸 備長炭(天然) オガ炭(成形)
火力 ★★★★★
1000℃を超える高温。安定した強火が特徴
★★★★☆
備長炭に近い火力だが、やや劣る
遠赤外線効果 最高レベル
外は焦がさずに中は火を通す絶妙な焼き上がり
同等
備長炭と同等の遠赤外線効果が期待できる
燃焼時間 8時間程度
営業中ずっと安定した火力を維持
3~5時間
途中で継ぎ足しが必要になることも

※ 燃焼時間・単価は一般的な使用条件に基づく目安です。

炭の品質と燃焼の違い

焼き工程

うなぎを美しく焼き上げる炭の使い方

良質な備長炭を選んだら、次は「使い方」が重要です。プロのうなぎ屋は、炭の配置や火力調整を細かくコントロールしています。

初期段階:焼き台全体に炭を敷き詰め、均等な熱を行き渡らせます。
焼き工程:タレを塗り、少し離して焼く → 炎が上がったら炭を寄せ離し → 最後は強火で表面をしっとり仕上げる。
火力調整:備長炭なら自由自在。弱火から強火まで、イメージした火加減を実現できます。

うなぎの焼き工程と炭の配置

火力調整

炭火焼きのプロが実践する火力調整のコツ

うなぎ屋での火力調整は、他の業態よりも細かく、頻繁に行われます。良質な備長炭を選ぶ大きな理由は、この「自在な火力調整」が可能だからです。

強火が必要な時:表面をカリッと焼き上げたい時、タレをしっかり絡める時。
弱火が必要な時:中まで火を通す時、焦げさせないようにゆっくり焼く時。
火力調整の手段:炭の位置を変える / うちわで扇ぐ / グリルの高さを調整する。

備長炭なら、これらすべての調整が思いのままです。オガ炭の場合は、燃焼時間が短いため、途中で火力が落ちやすく、調整が難しくなることもあります。

うなぎ屋での火力調整と炭の配置

WoodTech · 業務用備長炭

うなぎの味は
炭で決まる

業務用の備長炭・オガ炭を揃えています。初めてのお問い合わせも大歓迎。自店舗に合った炭をご提案させていただきます。

※ 掲載価格は参考値です。在庫状況によって変動する場合があります。