WoodTech · うなぎ屋向け炭選びガイド
「どの炭を選べばいいかわからない」「今の炭でいいのか自信がない」——うなぎ屋オーナー様からよくお聞きする悩みです。
うなぎ屋の炭選びは、焼き鳥屋や焼肉屋とは違います。半日~1日にわたって安定した火力を保ちながら、火力を自在に調整でき、かつ鰻の香りを引き立たせる必要があります。
この3つの要素——「火力」「遠赤外線効果」「燃焼時間」——を理解すれば、自分のお店に最適な炭が見えてきます。
炭の特性
うなぎ屋で使われるのは、基本的に「備長炭」と「オガ炭」の2種類です。両者の違いを正確に理解することが、最適な選択につながります。
ウバメガシなどの硬い木を1000℃以上の高温で焼き上げた最高級炭。火力・遠赤外線・燃焼時間すべてで最高レベル。爆跳がほぼなく、うなぎに炭が刺さるリスクが低い。
業務用に最適おがくずを再利用した環保炭。製造方法は備長炭と同じで、性能は備長炭に近い。燃焼時間が短いのが欠点だが、火力・遠赤外線は備長炭に劣らない。
経営効率化向け
詳細比較
| 比較軸 | 備長炭(天然) | オガ炭(成形) |
|---|---|---|
| 火力 | ★★★★★ 1000℃を超える高温。安定した強火が特徴 |
★★★★☆ 備長炭に近い火力だが、やや劣る |
| 遠赤外線効果 | 最高レベル 外は焦がさずに中は火を通す絶妙な焼き上がり |
同等 備長炭と同等の遠赤外線効果が期待できる |
| 燃焼時間 | 8時間程度 営業中ずっと安定した火力を維持 |
3~5時間 途中で継ぎ足しが必要になることも |
※ 燃焼時間・単価は一般的な使用条件に基づく目安です。
焼き工程
良質な備長炭を選んだら、次は「使い方」が重要です。プロのうなぎ屋は、炭の配置や火力調整を細かくコントロールしています。
初期段階:焼き台全体に炭を敷き詰め、均等な熱を行き渡らせます。
焼き工程:タレを塗り、少し離して焼く → 炎が上がったら炭を寄せ離し → 最後は強火で表面をしっとり仕上げる。
火力調整:備長炭なら自由自在。弱火から強火まで、イメージした火加減を実現できます。
火力調整
うなぎ屋での火力調整は、他の業態よりも細かく、頻繁に行われます。良質な備長炭を選ぶ大きな理由は、この「自在な火力調整」が可能だからです。
強火が必要な時:表面をカリッと焼き上げたい時、タレをしっかり絡める時。
弱火が必要な時:中まで火を通す時、焦げさせないようにゆっくり焼く時。
火力調整の手段:炭の位置を変える / うちわで扇ぐ / グリルの高さを調整する。
備長炭なら、これらすべての調整が思いのままです。オガ炭の場合は、燃焼時間が短いため、途中で火力が落ちやすく、調整が難しくなることもあります。
WoodTech · 業務用備長炭
業務用の備長炭・オガ炭を揃えています。初めてのお問い合わせも大歓迎。自店舗に合った炭をご提案させていただきます。
※ 掲載価格は参考値です。在庫状況によって変動する場合があります。