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WoodTech · 国産と海外産の比較ガイド

国産と海外産、何が違うのか原料・品質・価格・供給の4つの視点で比べる

同じ白炭でも、国産と海外産では価格に大きな差があります。その差がどこから生まれ、どんなお店にどちらが向くのかを整理しました。

業務用の備長炭には、日本国内で焼かれた国産品と、東南アジアなどから輸入される海外産があります。どちらも同じ「白炭」ですが、原料の木、産地の環境、生産量が異なり、それが品質の傾向と価格に表れます。

どちらが優れているかではなく、自店の用途と予算にどちらが合うかで選ぶのが正解です。

基礎知識

備長炭は「白炭」の一種

木炭は、焼き方によって「黒炭」と「白炭」に分けられます。白炭は、窯の中で高い温度まで焼いたあと、真っ赤な炭を窯の外に取り出し、灰や土を混ぜた「消し粉」をかけて火を消す方法で作られます。表面に消し粉が付いて白っぽく見えることが、名前の由来です。

白炭は硬く焼き締まっているため火が付きにくい反面、一度火が回ると長く安定して燃え続けます。この白炭のうち、ウバメガシなどのカシ類を原料にしたものが、一般に「備長炭」と呼ばれています。良質な白炭は、打ち合わせると金属のような澄んだ音がします。

比較表

国産と海外産を4つの視点で比べる

視点国産(例:上土佐備長炭 馬目)海外産(例:ラオス白炭)
原料ウバメガシ(馬目)などのカシ類産地で採れる硬い広葉樹
品質の傾向硬く焼き締まり、火持ちと火力が安定しやすい白炭らしい強い火力。産地や窯によって、サイズや硬さに差が出ることがある
価格(当店・1箱税込)¥17,600〜22,000¥9,900〜10,450
供給原木や職人の担い手が限られ、価格が上がりやすい傾向比較的安定。ただし為替や物流の影響を受ける
当店の規格長さ20〜24cmの通常規格と、短い「徳」規格の計13種類長さ5〜26cmの丸・割・荒の計7種類

表は横にスクロールできます。

国産の特長

国産の備長炭が選ばれる理由

国産の備長炭は、紀州(和歌山県)、土佐(高知県)、日向(宮崎県)などが代表的な産地です。当店の上土佐備長炭 馬目は、土佐のウバメガシ(馬目)を原料にしています。

原木を選び、窯の温度を見極めながら焼き上げる職人の技によって、硬く密度の高い炭に仕上がります。火力が安定し、長時間の営業でも焼き上がりがぶれにくいことが、プロに信頼される理由です。

一方で、原木の確保や職人の担い手不足から生産量は限られており、価格は海外産より高くなります。

こんなお店に向いています

  • 仕上がりの品質を最優先するお店
  • 長時間の営業で火力を安定させたいお店
  • 国産の食材や産地にこだわりを持つお店

海外産の特長

海外産の白炭が支持される理由

かつて輸入の備長炭は中国産が中心でしたが、中国の輸出規制によって大きく減り、現在はラオス、ベトナム、インドネシアなど東南アジアの産地が中心になっています。

海外産の白炭のいちばんの魅力は価格です。当店の販売価格では、ラオス白炭は上土佐備長炭のおよそ半額です。炭の使用量が多いお店ほど、その差は大きくなります。

気をつけたいのは、産地や窯によってサイズや硬さにばらつきが出ることです。同じ品質のものを継続して仕入れられる、信頼できる仕入れ先を選ぶことが大切です。

こんなお店に向いています

  • 席数が多く、炭の使用量が多いお店
  • 炭の原価を下げたいお店
  • 国産の炭と組み合わせて量を補いたいお店

選び方

迷ったときの選び方

品質を最優先
国産を選ぶ

焼き上がりの品質と火力の安定を最優先するなら、上土佐備長炭 馬目がおすすめです。

コストを優先
海外産を選ぶ

使用量が多く原価を下げたいなら、ラオス白炭が有力な選択肢です。

両立したい
使い分ける

仕上げの焼き場は国産、量の多い下焼きや補充は海外産と、役割で分ける方法です。

はじめて使う炭は、1箱から試して自店の焼き台との相性を確かめることをおすすめします。

WoodTech · 業務用備長炭

国産か海外産か
迷ったらご相談ください

業態・営業時間・1日に使う量をお知らせいただければ、国産と海外産の最適な組み合わせをご提案します。

※ 掲載価格は当店の税込販売価格(参考)です。在庫状況により変動する場合があります。
※ 品質の傾向は一般的な傾向です。産地・ロットによって異なります。